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象牙の印鑑の材質ランクの説明
象牙は粘り強さ・硬さ・緻密さ・耐久性すべてにおいて印材にとって最も適しているものといわれています。
しかしながら、その品質のばらつきは大きく 一言で象牙といってもピンキリです。 そのため、当社ではお客様の混乱を招くのを避けるべくインターネット上での販売は、本象牙最高極上印(上)と本象牙特別極上品(特)の二種類のみのといたしました。(一部に並みの商品もあります。)
象牙は取れる場所で次のような種類に分かれます。
- 象牙は木の年輪と同じように縞目があり、中心部に向かうほど目が細かくそろっています。
- 当社では、職人自ら印材を手にとって見定め納得のいった印材のみを信頼の置ける業者から購入しております。
- 当社では象牙の密輸品は一切取り扱っておりません。在庫分のみの販売です。
イ 本象牙高級印 (並) |
外側に近い部分から取った印材です。 |
ロ 本象牙最高極上印 (上) |
象牙の中間部分から取った印材で、高級印より目も細かく緻密です。 |
ハ 本象牙特別極上印 (特) |
象牙の中心部からとった印材で、品質・耐久性とすべて申し分のないものです。 |
ニ 本象牙日輪横目印 (横目材) |
通常印材は目に沿って縦に製造しますが、この印材は横に製造 しています。木の年輪のような輪が現われ、とても美しい印材ですが、その構造上から長い年数のうちに反りが現れる可能性があります。また、一番重要な彫刻する部分が、並材と同じく目が粗いものとなってしまいます。(当店では、トラブルを避けるため扱っておりません) |
ホ 本象牙芯持極上印 (芯持材) |
象牙の中心部分から取れる印材です。 中でも、芯の小さいものは1本の象牙に対して1本採れるか採れないかくらいの貴重な印材です。 |
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象牙(並) |
象牙(上) |
象牙(特上) |
きめが粗く組織が均一でない物。 昔は印材として用いていなかったが、激安ハンコサイトにて販売を開始して爆発的に流通しだしました。 最近では品薄になってきています。 |
きめが細かく均一な網目模様をなしています。 並印材より中心に近い部分で採取された印材です。 象牙本来の美しい網目模様を持つ印材です。 |
より中心に近い部分で採取した印材です。網目模様がほとんど見られず、きめが細かい一本の象牙から少ししか取れない希少な印材です。 |
(有)山下弘栄堂は
象牙の正式取扱店です。
通商産業省認定事業者番号
T-5-26-0082