12月29日(木) 的無しの生き方
人生の人生の師匠ともいうべき方から雅号をいただきました。
「無的」と書いて、「むまと」と読みます。雅号らしき名前ではないので、「なんじゃこれ」と正直思いました。意味をたずねて、私のことを真剣に考えてくださっていることを感じ、とても気に入りました。
「無的」それは、的が無い生き方をせよと言うことでした。
「これからは、自分勝手な願い、生き方をしないようにとの戒めじゃ。」と、笑いながらいわれました。
仮に試験を受けるとしましょう。合格したいという願いは受験生にとっては切実な願いです。でも、自分が合格するということは、他の方が不合格になるということです。そういう願いを持たない生き方をせよとのことです。 「じゃどういうふうに願えばよいのですか?」とたずねましたら、「皆が、ベストな状態で力を出し切るように願え。それで不合格でも後悔せんじゃろう。」
なにかの目的を果たすためでなく、生きること自体を最善のものにしたいと願ってやまない生き方をせよと言うことらしいのですが、そんなふうに生きられたら最高ですね。